モスクワ2日目
二日目はまずカフェ・プーキシンへ。まぁ、プーキシンとは直接関係がないらしいですが、そもそも私自身がプーキシンの事をほとんど知らない()ので問題ない。
帝政ロシア感を出してみました!なちょっとお高めのランチが楽しめるレストランです。予約はしませんでしたが朝からくる奴はあまりいないのかゆったりしていました。
写真術に失敗。
正直本場のロシア料理はそこまで美味しいかな?って感じですがサワークリームがいっぱいついているのはとても嬉しい。でもブイヨン入れたくなった。
地下におトイレ。トイレばっかり撮ってんなよって感じですが、
上から引っ張ってお水流すパターンを初めて見たのでテンションが上がってしまいました。
昼過ぎの予定まで若干暇だったので地下鉄駅を見て回ったり、本屋で漫画置いてないか見たりしました。ドイツほどアニメは普及してなさそうでしたが目立ったのはワンパンマンと進撃の巨人。ワンパンマンはイタリアでもレストランのお兄さんがヴェー俺も日本の漫画好き~ワンパンマンとか~ と言ってたのでこっちではこういうノリが今ウケてるんだなと思いました。
地下鉄駅。駅ごとにコンセプトが違ってこだわりを感じます。
宗教画かな?と思ってよく見たら、すごくソ蓮です。
さて、時間をつぶしてやってきたのがここブンカー42。またの名を冷戦博物館。
東西冷戦時代に使われていたガチの核シェルターに入れるという代物。これは行くしかない。
予約が必要と言われ、メールでこの時間に行くよ!と言ったら快く返事をくれましたが
実際に行くと予約確認とか一切なく普通にチケット買っただけなのでシステムがよくわかりません。英語のコースは13:30~でした。
ソ連軍服を着ためちゃくちゃフレンドリーなお兄さんんが案内してくれます。
最初にわざわざ軍服コスプレ二人一組で入口に来て写真撮影タイムを用意する当たりファンサービスに余念がない。観光客が二人の間に立ってピースをすると二人がいかにも「今こいつを取り調べしてます」って顔をしながらメモを取るポーズをしてくれる。
どういうコンセプトなんだこれ。
こんないかにもミリオタ向けな博物館、しかもツアー料金2,200ルーブルするのでこんなんミリオタしか来ねえだろって思ってたら普通にカップル、親子連れがメインで
ぼっちで浮いたのはこっちでした。あれれ~~~~??
階段で地下18階まで降りていきます。
この辺写真術ファンブルしててまともな写真がない・・・。
一部撮影禁止で核で人類が滅ぶシミュレーションとか、いきなり核アラームが鳴りだしたりとなかなか冗談のきついアトラクションでした。
しかしこんな地下施設をガチでつくるほどには核の脅威が冷戦時は身近にあったんだなぁと。いや、それは昔ではなく今もそうでロシアだけでなく日本もまったく他人事ではないんですが・・・。
すごく楽しかったのですが、地下18階から歩いて帰ってくるのはかなり骨が折れました。具体的には腰と背中がやられ、咳をしただけでぐわぐわ身体中に響く有様。運動不足の体には堪えます。
でもまだ時間があるしもったいない!という事で宇宙飛行士博物館にやってきました。
正直そこまでの規模ではないと踏んでいたのですがなかなか見ごたえがありました。
ソ連といえば宇宙開発ってイメージもあるにはあるのですが、いつも一体どこからそんな底力が・・・とギャップにぞわぞわします。
これも東西冷戦の副産物ではあるのですが、最後のコーナーにアメリカのロケットが展示されててなんとなくほっこりしました。
シェレメチヴォ空港にも売ってるお土産用の宇宙食、前回同僚にあげた所すげぇからお前も半分くってみろと紙コップを渡されそこにチューブからビチャビチャッっと入れられた時直感的に「あ、これ汚物だ」と思いました。まぁ味は普通でした。美味しいかと言われるとおいしくはなかったです。
ホテルの近くまでかえってきたら、どうも商業施設的な「クレムリン」が近くにあるらしく、せっかくなので足をのばしてみました。
とはいえもう夕方、開いている店も少なく、帰ろうかな・・・と思っていると
お、お、お、お猫様ーーーー!
ふぉおおおおおお!
こ、ここは楽園か・・・
どうも店のおっちゃんたちが猫に餌をやってる様でおっさんになついている様です。
私が猫を探し回っているのを察した通りすがりのおっちゃんが猫を呼んでくれたんですが、
すごい勢いで一瞬こっちに突進してきて
次の瞬間おっちゃんを追いかけて行ってしまった。
という訳でモスクワ観光でした。次は空港からカリーニングラードへ飛びます。