モスクワ1日目
まずは一日目、前回残念ながら入れなかった赤の広場の一連の観光名所を制覇してやるぜ!と勇んで出かけます。しかしここはモスクワ、ヴェネチアとかと比べると地図の縮尺が倍くらいある。つまりめっちゃ歩く。端から端までが遠い。ひきこもりには大変つらい行程でした。
やはり武器庫見ずしてクレムリンは語れないと思い、朝からチケット売り場へ向かいます。ぶっちゃけ武器庫のチケットはぜひネットで事前に買うべきです。私はクレジットカードのトラブルを処理しているうちにネットチケットが売り切れて朝から並ぶ羽目になった訳です。
驚くべきは中国人団体観光客の多さ。いやマジで多い。国の勢いを感じます。
適当に最後尾っぽい所に並んで待つこと数十分。中国人たちにもまれながら荷物検査を
ん?終え・・・ってチケット買う前に荷物検査?
あれ?
これ絶対入ってるよね???
いやいやいやだってみたもんこの大砲ガイドブックで。皆記念撮影始めてるし。
どうも中国人団体観光客に間違えられて一緒に中に入ってしまった様です。
とはいえチケットなしでは武器庫に入れないので中を拝見するのもそこそこにもう一度
並びなおすのでした・・・。
並ぶこと約1時間。13時の入場券を手に入れました。
残念ながら武器庫は写真NGでしたが、ロシアさん好きにはたまらないお宝の数々。
諸国からの外交の貢ぎ物なんかもたくさんあってそういう方面でもとても楽しめる場所でした。
そして次に向かったのが国立歴史博物館。うひょー名前だけでもテンションが上がります。ロシアさんの歴史の数々がここに集約されている。正直広すぎて石器時代の展示品だけでかなりのボリュームがあり、このまま石ばっかりの展示で終わったらどうしよう・・・と若干不安になりましたがしっかりお目当ての17~20世紀あたりの展示もありました。
お袖のお花メルヘン過ぎない?かわいすぎでは?こんなのロシアさんしか着れない。
19世紀初期くらいのかな?とても参考()になります。
この頃のろしあさんの帽子についてるボンボンのついた紐可愛すぎると思うんですよ。
後ろもごてごてしいーーっ可愛すぎか・・・
まさにこれを見る為に来たとばかりにガンガン写真を撮りまくっていると周りの人がそんなにすごい物なのか?と釣られて写真を取り出すのに若干の気まずさを覚えなくはなかった。とにかくお洋服がどちゃくそ可愛いのでお勧めです。
一通り満喫した後グム百貨店へ。共産主義とは何だったのか、今日本ではなかなか見られない様なバブルな空気が漂います。私なぞはバブルが弾けた世界しか見たことがないですが、一昔前は日本の百貨店もこんなだったんだろうか・・・と若干のもの悲しさを感じずにはいられません。
エレベーターの裏がこんなにかっこいいとか抜け目ないな!
グムの地下には帝政ロシア時代からの歴史あるおトイレ様が・・・確か100ルーブルで入りました。記念に。
グム内のレストランで食べたブリヌイ。中にこれでもかってほど生クリームが入っています。
イズマイロヴァ駅の中の銅像。どう考えてもソ連時代のプロパガンダ的な何かだと思うんですが、こういうのが批判されるわけでもなく、いやむしろ花飾られてるし、普通に溶け込んでるのがいかにもろしあさん。
そんな感じで1日目が終了。早めに帰ってゆっくり寝ました。